> 自動異形コマンドの応用は出来ませんか?
自動異形コマンドの制約から、使えないことはないのですが、使い辛いです。
先ずスタートポイントが「点」認識であることが弊害になります。
他CADの話ですが、何故か点を多用する板金系CAM主体のCADがあり、
そのデータが来た場合、先ず真っ先に鍋CADでする作業が「点消去」です。
要するにドリル穴あけなども含む機械加工屋にとって点は非常に使い辛い存在です。
具体的にはマシニングでφ3のワイヤースタート穴を開ける場合
円コマンドでφ3を描きます、、それが20個でも100個でも
MILLで他の穴径との区分けの為に必ずその直径(この場合φ3)で描きますが、
そこに点を更に打つとなると2重手間です。
スタートポイントはケースバイケースですのでφ1.5〜φ4と臨機応変になり
機械加工屋は点だと後で図面を開いた時に認識できないので使いわないと思います。
その為、私は直ぐに消します。
鍋CADの場合、他CAMと違いスタートポイントのφ3は色々手を尽くして
描かないといけないので、尚更手間がかかることになります。
(最近の他CAMはスタートポイントは要素から何ミリと設定しておけば、
スタート要素にマウスを置くと設定距離位置のゴーストが出て、それに対して要素中点など選ぶと、中点から設定距離に円や点が描かれます)
あと何故か材料上によく描く一点鎖線が描かれていると、自動異形コマンドが使用出来ないのも使わない理由になっています。(仕様?バグ?)
打開策としては、
スタートポイント用の「点」は標準の点と別で設ける
円を描いた時に専用の点も一緒に描く(別コマンド)
一点鎖線が描かれていても自動異形コマンドを使用可能とする(汗;
です。
上記はどちらかといえば自動異形コマンドを更に活用してもらう為の
改善となり、
今回の色による加工確認とは別のことになってしまうかもしれません。