これは旧型制御装置との互換をとるために残っている表記なんです。
R指定の円弧補間が出来る様になったのは6M(30年位前)からであり、それ以前の3000Cとかでは、IJでしか指定できなかったのです。
その当時の機械がまだ残っているため、IJも残さざる得ないのです。
ちなみに、FANUCの30とかはG02,G03補間では1/4円以上の円弧が補間出来ない為に、円を一周するのに4ブロック必要でした。
それ以前の5Mとかでは円弧補間そのものが無く、G01での直線近似で円弧を動かしていたんです。
今では考えられない事ですが、固定サイクルもG81とG84しかありませんでした。